ラグビー日本代表は5日、アジア選手権第2戦・アウェーの香港戦(7日)に臨む登録メンバー23人を発表した。チームは午前10時ごろ、遠征メンバーは羽田空港から香港へ移動した。

 代表生き残りへアピールする。6月のカナダ戦とスコットランド戦のメンバーが発表される10日を前に、テストマッチはこれが最後。同月はスーパーラグビー(SR)の試合がないため、サンウルブズの主力組や海外組も選考のライバルになる。

 昨年のW杯イングランド大会を戦ったエディー・ジャパンで大会直前まで代表争いをしたSH内田啓介主将(30=パナソニック)は、「ここにいる全員がスコットランド戦に出ると覚悟し、狙っている。まずその前にアジアを圧倒する」と気合を入れた。

 3日のサンウルブズとの合同練習では実戦練習で激しくタックルに入る場面も見せるなど、気合十分。SR組に簡単に桜のジャージーを譲るつもりはない。