世界バドミントン連盟は5日、リオデジャネイロ五輪出場枠を決める五輪ランキングを発表し、女子ダブルス1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)ら女子5人、男子4人が日本協会の選考基準で五輪代表に決まった。日本勢はシングルスの男子1と女子2、ダブルスの男子1、女子1、混合1の計6枠を獲得した。

 男子シングルスは、違法カジノ問題で出場停止処分を受けた桃田賢斗(NTT東日本)が4月28日付以降の世界ランキングから抹消されたため、27位の佐々木翔(トナミ運輸)が日本人1位に繰り上がり資格を得た。佐々木は最終五輪レースが終わり帰国した2日「いろんな人の思いを背負いながらしっかりやらなきゃいけない」と神妙に話していた。12年ロンドン五輪8強の佐々木以外8人は初出場。