トライアスロン男子の細田雄一(31=博慈会)が、横浜で2大会連続の五輪出場に挑戦する。リオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねる世界シリーズ横浜大会は14日、横浜・山下公園発着で開催。細田は12日の記者会見で「調子は上がっている。過去最高のレースをしたい」と言った。

 男子は、4月のアジア選手権で田山寛豪(31)が優勝し、4大会連続出場を決めている。ランキング国内トップながら終盤失速してアジア枠を逃した細田にとって、残るリオへの道は世界ランク上位で国別出場枠をとることだけ。「500ポイントは必要で、そのためには8~10位に入らないと。過去最高位(11位)を超えたい」と、五輪滑り込みを目指して話していた。