スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは13日、シンガポールで14日行われるストーマーズ(南アフリカ)戦を前に調整した。初先発となるフッカーの木津武士は「チャンスをもらった。前半40分でいけるところまでいく。出し惜しみしない」と意気込んだ。

 既に1勝8敗で負け越しが決まっているサンウルブズは、準本拠地シンガポールで今回が3戦目。ゲームキャプテンを務める立川は「蒸し暑いシンガポールでの試合は、ストーマーズは初めて。我慢して戦えばいつかチャンスがくる」と地の利を強調した。

 主将の堀江は先発から外れた。ハメット・ヘッドコーチは「運動量が多くなりすぎている選手がいる」と述べ、負傷などではなく「休ませるため」と説明。「堀江はグラウンドの外でも指導力を発揮できる」と期待した。