女子レスリングの吉田沙保里(33)が26日、リオデジャネイロ五輪、パラリンピックの日本代表選手団公式スポーツウェア発表会見を盛り上げた。吉田は、体操の加藤凌平(22=コナミスポーツク)、車椅子マラソンの土田和歌子(41=八千代工業)らリオ大会代表選手らと東京国際フォーラムで行われた会見にゲストアスリートとして登場。抜群のトーク力を発揮し、公式ウエアをアピールした。

 着心地を聞かれた吉田は「通気性があっていいですね。私、脇汗が多くて困るんです」と言って笑いを誘い、さらに「前に比べて後ろが長いから、かがんでもパンツが見えない」と、暴走気味にウエアの特徴を巧みに説明した。

 競泳の今井月(15)やゴールボールの天摩由貴(25)らが初々しい対応を見せる中、吉田の存在感はさすが。メダルラッシュが期待される女子レスリングのエースとして「6階級ある全階級で金メダル獲得、私は4連覇が目標。このウエアにもある日の丸をたくさん掲げられるように、頑張ります」と、笑顔で話していた。