2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク14位)が3-1でベネズエラ(同20位)を下し、白星スタートを切った。
リオ行きの鍵を握るのが、新エースの石川祐希(20=中大)だ。アタッカーとしての実力に加え、さわやかなルックスで女性人気も高い。男子バレー人気をけん引するホープの戦いを写真でお届けする。
試合前
- 日本対ベネズエラ コートに入る石川
第1セットは競り負け
- 日本対ベネズエラ 第1セット、サーブを放つ石川
- 日本対ベネズエラ 第1セット、ブロックを決める石川
- 日本対ベネズエラ 第1セット、スパイクを決める石川(右)
第2、第3セットを奪い逆転
- 日本対ベネズエラ 第2セット、ポイントを奪い喜ぶ石川(左)
- 日本対ベネズエラ 第2セット、ポイントを決め、喜び合う石川(中央)ら日本代表の選手たち(撮影すべて狩俣裕三)
第4セットも奪い、リオ五輪へ白星発進
- 日本対ベネズエラ 第4セット、スパイクを決める石川(左)
- 日本対ベネズエラ 第4セット、スパイクを決める石川
- 日本対ベネズエラ 第4セット、ポイントを奪い喜ぶ石川(中央)ら日本代表の選手たち(撮影すべて狩俣裕三)
◆石川祐希(いしかわ・ゆうき) 1995年(平7)12月11日、愛知県岡崎市生まれ。矢作南小4年のとき競技を始める。矢作南中、星城高を経て14年に中大に進学。同9月のアジア大会(仁川)で日本代表デビュー。同12月からはイタリア・セリエAのモデナと1年契約し、シーズン途中からは主力としてチームのプレーオフ決勝進出の原動力になった。191センチ、80キロ。血液型はAB。
◆五輪の出場条件 8カ国が参加し、総当たり戦を行う。勝ち点は、3-0または3-1の勝利が3、フルセット勝利が2、フルセット敗戦が1、0-3または1-3の敗戦が0。勝利数、勝ち点、セット率、得点率の順で順位を決める。アジア4チームの最上位に入るか、そのチームを除いた全体の3位以内に入れば出場権を獲得できる。