バレーボールのリオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選男子大会は今日28日、東京体育館で始まる。

 27日午後6時半から東京・新宿区内のホテルで開かれた男子の監督会見で、各国の監督が懸念を示す場面があった。話題は、女子の予選で混乱を来したタッチパッドの操作について。選手交代やチャレンジシステムの申請を行うために導入されているが、操作した情報が反映されないなどの不備が目立った。日本の南部監督は「システムの使い方に十分注意しないといけないというのは競技としてどうなのかという気持ちはあるが、導入は決まっているので」。細心の注意を払うためベンチで操作するコーチを固定するという。せんだって行われた研修会では、国際連盟から女子の事例についての明確な原因説明はなかったため、「不安な部分はある」と率直に述べた。