女子ダブルスの日比野菜緒(フリー)穂積絵莉(エモテント)組は第1シードに歯が立たなかった。

 2ゲームしか奪えずに54分で完敗。日比野は「作戦を話し合って臨んだが、その3割も出せなかった」とため息をついた。

 かつてシングルスで世界ランキング1位にもなったヒンギスが厄介だったという。穂積は「前衛での位置取りがうまくて、打つコースが制限された。返球もタイミングや球質を変えたりして、同じリズムでやらせてくれなかった」と技術の高さを認めた。