2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク14位)が3-1でベネズエラ(同20位)を下し、白星スタートを切った。

 期待の若きエース石川祐希(20=中大)は序盤は調子が上がらなかったが、徐々にリズムを取り戻し、チーム2番目の19得点を挙げた。

 スタートから相手ブロックに連続で止められた。ようやくスパイクで得点したのは第1セットの15点目。「緊張はしなかった。ただいつも通りプレーできなかったので、雰囲気に飲まれていた部分もあったと思う」。自身初の五輪最終予選は、やはり空気が違っていたようだ。

 29日の相手はアジア勢の中国。「自分個人としては、すべてのプレーにまだまだ課題がある。修正して臨みたい」と表情を引き締めていた。