2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク14位)が中国(同19位)にストレートで敗れ、1勝1敗(勝ち点3)となった。中国も1勝1敗(勝ち点3)。
リオ行きの鍵を握る期待の若きエース石川祐希(20=中大)は開幕戦となった28日のベネズエラ戦で序盤は調子が上がらなかったが、徐々にリズムを取り戻し、チーム2番目の19得点を挙げた。
アタッカーとしての実力に加え、さわやかなルックスで女性人気も高い。男子バレー人気をけん引するホープの戦いを写真でお届けします。
試合前
- 日本対中国 試合前練習でスパイクを放つ石川(中央)
第1セットを落とす
- 日本対中国 第1セット、レシーブする石川
- 日本対中国 第1セット、サーブを放つ石川
- 日本対中国 第1セット、スパイクを決める石川
- 日本対中国 第1セット、スパイクを決める石川
- 日本対中国 第1セット、スパイクを決める石川(撮影すべて江口和貴)
- 中国代表にストレート負けを喫し、厳しい表情を見せる清水。左端は石川
- 第3セット、中国代表に得点を許し厳しい表情の清水(右)。左は石川
- 中国に敗れ引き揚げる石川(撮影・江口和貴)
◆石川祐希(いしかわ・ゆうき) 1995年(平7)12月11日、愛知県岡崎市生まれ。矢作南小4年のとき競技を始める。矢作南中、星城高を経て14年に中大に進学。同9月のアジア大会(仁川)で日本代表デビュー。同12月からはイタリア・セリエAのモデナと1年契約し、シーズン途中からは主力としてチームのプレーオフ決勝進出の原動力になった。191センチ、80キロ。血液型はAB。
◆五輪の出場条件 8カ国が参加し、総当たり戦を行う。勝ち点は、3-0または3-1の勝利が3、フルセット勝利が2、フルセット敗戦が1、0-3または1-3の敗戦が0。勝利数、勝ち点、セット率、得点率の順で順位を決める。アジア4チームの最上位に入るか、そのチームを除いた全体の3位以内に入れば出場権を獲得できる。