2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク14位)が中国(同19位)にストレートで敗れ、1勝1敗(勝ち点3)となった。相手の高さに苦しむとともに、サーブミスが16回と目立った。

 強打のサーブで知られる主将の清水邦広(29=パナソニック)もサービスエースはわずかに1本。石川祐希(20=中大)、柳田将洋(23=サントリー)というビッグサーバーがことごとく不発で苦しい展開となった。石川は「サーブが機能していなかった」と嘆き、柳田も「すごく反省している」とうつむいた。

 逆に中国は強いサーブを減らし、前に落とすサーブを効果的に使った。サーブミスは6回だけ。謝監督は「強いサーブはミスが多く攻守に影響が出る。今日は正確に入れることを重視した」と話していた。

 日本はアジアのライバルに敗れ、リオ五輪切符へ痛い1敗となった。