スピードスケート男子500メートルの日本記録保持者で2010年バンクーバー冬季五輪銅メダリストの加藤条治(31)が、所属する日本電産サンキョーの監督に7日付で就任した。選手としても18年平昌五輪を目指す。同社が13日発表した。

 異例となる兼任の狙いを、同社は「大幅な若返りを図ることでチーム全体に勢いを持たせる」と説明した。15日に記者会見を開く。

 また、バンクーバー五輪まで男子1000メートルを2連覇した米国のシャニー・デービス(33)をコーチとして招くことも発表。世界記録を持つ同選手も現役を続ける。

 同社には加藤のほか、男子短距離の羽賀亮平、長谷川翼や女子団体追い抜きで日本の主力の高木菜那、男子長距離のウィリアムソン師円ら総勢8選手が所属している。