競泳のリオデジャネイロ五輪代表の瀬戸大也(22=JSS毛呂山)がハチミツパワーで金メダルを取る。

 13日、成田空港から渡米。今週末に大会出場後、標高2100メートルのフラグスタッフの高地合宿を経て、日本には戻らず、7月下旬にリオ入りする。

 疲労回復と体調維持のカギはハチミツになる。幼なじみの父親がハチミツ販売業を営んでいる。その知り合いからはハチミツと加工品のロイヤルゼリーを1キロずつ現地に送ってもらう。「ハチミツで持久力、回復力アップ。ロイヤルゼリーで免疫力を高めて風邪予防にしたい」と話す。

 今月上旬の相模原市公認記録会では、100メートルバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形と4種目すべてで自己ベストを更新。400メートル個人メドレーの金メダルへ弾みをつけた。萩野公介と争う400メートル個人メドレーは大会2日目。「良いレースをして1番良い色のメダルを取って、日本チーム全体に勢いをつけたい」と意気込んだ。この日は女子200メートル平泳ぎの金藤理絵(27=Jaked)男子平泳ぎの小関也朱篤(24=ミキハウス)ら金メダル候補も渡米した。