ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会の嶋津昭事務総長は30日、来年5月の組み合わせ抽選会を京都市で行うことを明らかにした。詳細な場所は今後京都市などと調整して決定する。

 嶋津事務総長は「世界に関心を持ってもらえるような日本らしい場所でやりたい」と述べた。

 26日に国際統括団体ワールドラグビー(WR)幹部とともに京都市の門川大作市長と面会し、合意した。WRのブレット・ゴスパー最高経営責任者(CEO)は「日本大会を海外にアピールする機会。日本に行こうというきっかけをつくる意味で京都はふさわしい場所」と狙いを説明した。

 ゴスパーCEOらは大会に向けた準備状況を組織委と確認する会合のために来日。進捗(しんちょく)状況について同CEOは「計画、運営は順調に進んでいる。開催12会場の進捗に満足している」と評価した。