ドーピング違反による資格停止処分解除後も3年間は代表になれないとする韓国の国内規定でリオデジャネイロ五輪代表から漏れた競泳の朴泰桓について、韓国オリンピック委員会(KOC)幹部は4日、「スポーツ仲裁裁判所(CAS)が(ソウル東部)地裁と同じ決定を出せば、迅速に関連の措置を取る」としてCASの判断に従い、代表入りの手続きに移る考えを示した。聯合ニュースが伝えた。

 2008年北京五輪男子400メートル自由形金メダルの朴泰桓は、国内規定が「二重処罰」に当たるとして地裁とCASに提訴した。

 地裁は1日に規定を不適切とし、朴泰桓の代表資格を認める仮処分を出した。CASの裁定は近く出る見通しになっている。