現役復帰を表明したスピードスケート男子500メートルの2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリスト、長島圭一郎が11日、東京都内で日本オリンピック委員会(JOC)の就職支援制度「アスナビ」の企業向け説明会に参加し、「(18年)平昌五輪では金メダルを取りにいく。ご支援のほど、よろしくお願いします」と44社の人事担当者の前で頭を下げた。

 説明会では採用を目指すさまざまな競技の選手がプレゼンテーションを行った。スポンサーを探している長島は、レーシングスーツに所属先の企業名を入れられることをアピールし、1年以上のブランクにも「技術的に劣るとは思っていない。体力も数カ月すれば元に戻る」と自信を見せた。