第3シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング40位のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3、3-6、6-2で下し、2年連続で4強入りした。

 錦織は第2セットこそミスが出て落としたが、第3セットは攻撃的なショットを繰り出して押し切った。

 錦織は「第2セットは疲れか緊張か分からないが、相手のスライスショットで脚が止まって苦戦してしまった。ただ第3セットは気持ちを盛り上げてプレーできた」と話した。

 30日(日本時間31日)の準決勝では第2シードのスタン・バブリンカ(スイス)と対戦する。対戦成績は錦織の1勝3敗で、直近では15年の全豪オープン準々決勝で3-6、4-6、6-7でストレート負けしている。試合開始は日本時間31日午前4時以降。

 錦織はこの大会をステップにリオデジャネイロ五輪に進む。

 準決勝のもう1試合は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第10シードのガエル・モンフィス(フランス)の対戦となった。