国際オリンピック委員会(IOC)は21日の総会で、新しく選手委員に選出された陸上女子棒高跳びの世界記録保持者、エレーナ・イシンバエワさん(ロシア)のIOC委員就任を決めた。IOCによると、反対票が約3分の1を占めた。IOC委員就任は過半数の得票で決まる規定となっており、任期は8年。

 フェンシング女子エペ個人で北京五輪金メダルのブリッタ・ハイデマンさん(ドイツ)、卓球男子シングルスでアテネ五輪優勝の柳承敏氏(韓国)、競泳男子平泳ぎでロンドン五輪優勝のダニエル・ジュルタ選手(ハンガリー)は賛成票が大多数を占め、IOC委員に決まった。