2020年東京パラリンピックの開幕まで4年となった25日、大会組織委員会と東京都によるカウントダウンイベントが都庁前の都民広場で開かれた。

 小池百合子知事は「今から多くの人にパラリンピック競技の魅力を知ってもらい、世界中から集まる選手を満員の会場で迎え、最高のおもてなしをしたい」と話した。

 東京五輪とパラリンピックのエンブレムは、いずれも45個の形の違う四角形で描かれている。イベントでは、小学生ら約100人が五輪エンブレムのパーツを動かし、パラリンピックのエンブレムを完成させた。

 バルセロナ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダリストの岩崎恭子さんや、東京大会の招致活動にも貢献したパラリンピアンの佐藤真海さんらも登場し、トークショーを行う。

 また、都は25日から、都営地下鉄大江戸線の22駅で競技を紹介するパネル展示を始めた。9月21日まで。都庁前駅では、東京大会で実施する全22競技の写真などを飾っている。