29日開幕のテニスの全米オープン、男子シングルスに第6シードで出場する錦織圭(日清食品)が25日、会場のニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで初練習を行い、2時間ほど体を動かした。

 リオデジャネイロ五輪銅メダリストの錦織は、銀メダリストのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と、実戦さながらの熱のこもった打ち合いをした。その後、マイケル・チャン・コーチとサーブやリターンなどを重点的に確認した。

 練習前に行った記者会見で錦織は「今年最後の4大大会なので思い切ってプレーしたい」と、意欲を燃やしていた。