スポーツ庁の鈴木大地長官は26日の定例記者会見で、金メダル12個を含む41個のメダルを獲得したリオデジャネイロ五輪の日本選手団について「金メダル数が2桁を達成できれば素晴らしいと思っていた。メダル総数も41と過去最多で、それなりの評価をしていい」と述べた。

 日本選手団の橋本聖子団長は、2020年東京五輪では以前から掲げる世界3位の金メダル数に加え、メダル総数でもリオ五輪からの倍増を目指すと公言している。

 鈴木長官は柔道、水泳、レスリング、体操の4つの基幹競技以外でもメダルを量産する必要性を強調し「(強化支援は)これまでの実績も考慮するが、多くのアスリートにチャンスを与えたい」との考えを示した。