ヤマハ発動機が4連覇を目指すパナソニックを僅差で破り、開幕戦を白星で飾った。

 前半15分にCTBマレ・サウ(28)のゴール中央にトライを決めて先制した。FBゲラード・ファンデンヒーファー(27)が落ち着いてゴールを決めて2点を加えた。さらに24分にWTB中園真司(30)が左サイドからトライに成功。ファンデンヒーファーのこの日2本目のゴールで点差を広げた。前半終了間際の39分にはペナルティーゴールを成功させた。

 後半に入ると一進一退の展開となった。9分に認定トライを奪い点差をさらに広げたが、トライを重ねて勢いに乗るパナソニックに3点差まで詰め寄られた。だが、懸命にリードを守り抜き、勝利を手にした。

 対するパナソニックは、前半28分に左サイドから駆け上がったCTB森谷圭介(22)がトライに成功。後半にはWTB山田章仁(31)が2つのトライを決めたが、反撃もここまで。黒星スタートとなった。