リオ五輪競泳代表の池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が、8月の30レースを泳ぎ切った。26日、東京・辰巳国際水泳場で行われたJOCジュニア五輪に出場し、100メートルバタフライなど3種目で大会新を樹立し、今月を締めくくった。

 池江 たくさん試合をやってきて、1カ月30レースという感覚はないですが、すべてのレースを楽しむことができました。まだ国体があります。

 リオ五輪では日本新3連発の一方、世界トップを知った。「カナダの同い年の選手がすごい記録を出していた。世界ジュニアでは勝っていたけど、彼女は伸びている。離されないようにしないと」。186センチのオレクシアクは、100メートルバタフライで56秒46の銀メダル。これからはライバルの存在を頭に入れながら、10月の国体(岩手)、来年の国際大会へ準備していく。