世界7位の錦織圭(26=日清食品)は29日に開幕する全米オープンに第6シードで臨み、アンディー・マリー(英国)を破って4強進出を果たしたが、準決勝でスタン・バブリンカ(スイス)に敗れ決勝進出はならなかった。


 1回戦では同97位のベンヤミン・ベッカー(35=ドイツ)を6-1、6-1、3-6、6-3で破り、2年ぶりの初戦突破を決めた。


 2回戦では同ランキング95位のカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-4、4-6、6-4、6-3で下し、2年ぶりに3回戦に進出した。


 3回戦では同42位のニコラ・マユ(34=フランス)に4-6、6-1、6-2、6-2で逆転勝ちし、2年ぶり3度目の16強入りを決めた。


 4回戦は同23位で第21シードのイボ・カロビッチ(37=クロアチア)に6-3、6-4、7-6のストレートで下し2年ぶり準々決勝に進出した。


 準々決勝では同2位のアンディー・マリー(英国)を1-6、6-4、4-6、6-1、7-5のフルセットで下し、準優勝した14年以来、2年ぶりの4強入りを決めた。


 準決勝では同3位で第3シードのスタン・バブリンカ(31=スイス)に6-4、5-7、4-6、2-6で逆転負けし、2年ぶりの決勝進出を逃した。


 決勝は第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)が、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-7、6-4、7-5、6-3で勝利し、初優勝を果たした。バブリンカの四大大会制覇は2014年の全豪、15年の全仏に続いて3度目。