リオ五輪柔道男子73キロ級金メダリストの大野将平(24=旭化成)が28日、練習拠点の天理大がある奈良・天理市での優勝パレードに参加した。

 商店街が連なる本通りを約30分かけて歩き、約3000人から祝福を受け、「強くて美しい天理柔道を体現できて良かった。20年を目指して、1回しっかり休んで、1日1日を精いっぱい励んでいきたい」と前を見て答えた。帰国後は東京と奈良を行き来する多忙な生活で、まとまった休みを取るのはこれから。年末には日本での国際大会も控えるが、凱旋(がいせん)試合は未定。大学院との兼ね合いなども考えながら、4年後の東京での2連覇へ向かう。