開幕し、シングルス1回戦の女子で世界ランキング81位の大坂なおみが第28シードのココ・バンダウェイ(米国)に6-7、6-3、6-4で逆転勝ちし、2回戦に進んだ。

 第30シードの土居美咲(ミキハウス)は世界102位のカリナ・ビットヘフト(ドイツ)に4-6、1-6で敗れた。リオデジャネイロ五輪を制した第32シードのモニカ・プイグ(プエルトリコ)は鄭賽賽(中国)に4-6、2-6で敗れた。

 男子で世界85位の西岡良仁(ヨネックス)は第23シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に3-6、5-7、4-6で屈した。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は順当に初戦を突破した。

 土居の話 相手が私のバックを狙って攻めてきたので、フォアで相手を動かす展開に持ち込めなかった。自分の武器を封じられた。この負けから学べることは多い。

 西岡の話 相手のサーブのコースを読むのが大変で、序盤は迷いながらプレーしていた。昨日は朝起きたら熱があって一日中寝ていた。万全の状態で戦えなかったのは残念。