国際オリンピック委員会(IOC)は31日、北京五輪のドーピング再検査で陸上女子1600メートルリレー銀メダルのタチアナ・フィロワ(ロシア)らメダリスト4人を含む6人が禁止薬物に陽性反応を示したため、同五輪の成績を抹消すると発表した。

 フィロワ以外の5人はすべて重量挙げの選手。男子69キロ級銅のチグラン・マルチロスリャン(アルメニア)、女子58キロ級銀のマリナ・シャイノワ(ロシア)、同75キロ級銅のナデジャ・エフシュキナ(ロシア)が含まれている。