東地区内での対戦が行われ、オール三菱が9-3で警視庁を下した。

 三菱は6点リードで迎えた試合時間残り18秒、DB島川が相手がTDを狙ったパスをインターセプトし、そのまま逃げ切り勝ちした。「最後は奥へ投げてくるしかない」と島川はパス軌道を読み切った。

 前半、三菱は警視庁の固いディフェンスに遭い、得点はK谷沢のFG2本のみ。前半終了時には警視庁K原嶋にFG1本を返され、6-3で折り返した。

 三菱は第4Q4秒、谷沢がFG1本を追加したが、後半もTDが奪えない。逆に試合時間残り26秒、警視庁に自陣27ヤードまで攻め込まれた。最後は警視庁QB中山がエンドゾーンに走り込んだRB岡野へ投げたパスを、島川がつかんで開幕2連勝となったが、想定外の大苦戦に林ヘッドコーチ(HC)は「相手ディフェンスを攻略できずにミスも出た」と反省した。

 22日の次戦の相手は優勝候補の富士通。林HCは「いかに反則とミスをせずにゲームするか。オフェンスでしっかりドライブしたい」と気持ちを切り替えていた。