大きな注目を集めた開幕戦だが、両軍ともミスが目立ち、プレーの質は決して高くなかった。

 特にフリースローの成功率はA東京が41・7%で、琉球が55・6%と低調。簡単なパスミスや要所でのトラベリングもあった。

 精彩を欠いたA東京の竹内は「本当に緊張した。反省しかない」と下を向いた。

 リーグの成功には派手な演出も必要だが、ファンをうならせるだけの競技力が伴わなければ、安定した集客は望めない。

 日本代表の強化に関わったこともあるバスケット界の関係者は「簡単にミスしている。緊張だけが理由とは思えない」と今後への心配を口にした。