2018年に韓国北東部の平昌で行われる冬季五輪の開幕まで500日となった27日、ソウルで記念イベントが開かれた。平昌の現地では競技施設の工事が順調に進んでいる。

 大会は平昌と近隣の江陵を舞台に18年2月9~25日に開かれる。韓国では1988年ソウル夏季大会以来となる五輪開催の雰囲気を高めようと、今後関連イベントが続く。

 聯合ニュースによると、新設される6カ所の競技会場で工事の平均進捗(しんちょく)率は88%に達し、年内にほぼ完成する予定だ。大会組織委の李熙範会長は26日に聯合ニュースが報じたインタビューで「大会成功には国民の声援や積極的な参加が絶対に必要だ」と強調した。

 北朝鮮の大会参加の是非について「平昌五輪は国際オリンピック委員会(IOC)に加盟する全ての国・地域に開かれている。北朝鮮も例外ではない」と述べ、前向きな姿勢を見せた。