2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の新たな理事に、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長が就任することが29日、分かった。

 組織委の森喜朗会長が明らかにしたもので、王氏は東京五輪の追加種目に決まった野球・ソフトボールなど5競技を代表する立場として運営に携わる。同日、主要関係機関のトップが集まる調整会議でも報告された。

 遠藤利明前五輪相も理事に復帰する。遠藤氏は五輪相に就任した際に理事を退いていた。森会長は組織委の室伏広治スポーツディレクターの理事職を解き、近く独立するスポーツ局の局長に充てることも明らかにした。