バレーボール男子のプレミアリーグ堺が5日、堺市内で会見を行った。

 プレミアリーグ男子は10月22日に開幕し、昨季6位の堺は23日にJTとの初戦を迎える。

 伊藤康貴主将(27)は「ここ数年ふがいない結果に終わった。Vプレミアリーグ、黒鷲旗、天皇杯の3冠を取れるようにやっていく」、出来田敬(25)は「(日本代表として出場した)五輪世界最終予選でもある程度の結果を得ることができて自信になった。今季はチームを引っ張っていきたい」と意気込んだ。

 前日本代表コーチで今季就任した真保綱一郎監督(44)は「堺ブレイザーズは良くも悪くも豪快なアタックが多い。スマートに点を取れるよう変えていく。個人の良さを殺さない程度にスピードを上げる」と、上位進出のためにスピードを強化することを明かした。

 中垣内祐一部長(48)は「堺市は政令指定都市になって今年で10周年を迎える。堺ブレイザーズは今まで以上に地域の根ざしたチームを目指す。培ってきた思いを胸に、常勝ブレイザーズの幕開けとなるシーズンにしたい」と語った。