女子バレーボール日本代表のエースでリオデジャネイロ五輪に出場した木村沙織(30=東レ)が10日夜、自らのブログで今季のVリーグを最後に現役引退する意向を明かした。

 ご報告。とのタイトルを付け、「今年で50周年を迎えるVリーグ。ここを自分のバレーボール人生最後の場所にしたいと思っています」と記した。そして自らの小学生時代の写真をアップし「24番から始まった私のバレーボール人生は最後、2番で締めくくりますっ」ともつづった。

 今季のVリーグは10月29日に開幕。木村の所属する東レは30日にPFUと初戦を戦う。

 ◆木村沙織(きむら・さおり)1986年(昭61)8月19日、東京都出身。成徳学園(現下北沢成徳)高2年の03年春高で優勝し、同年初の日本代表入り。五輪は04年アテネ、08年北京、12年ロンドン(銅メダル獲得)、16年リオデジャネイロと4大会連続代表。13年から代表主将を務める。185センチ、65キロ。