バレーボール男子の元日本代表で、08年北京五輪に出場したアタッカーの石島雄介(32)が、20年東京五輪を視野に来季からビーチバレーに転向する意向であることが14日、関係者への取材で分かった。所属するプレミアリーグの堺は今季限りで退団する。

 身長198センチの石島は筑波大在学中の05~06年シーズンに内定選手として堺の優勝に貢献し、最優秀新人賞に選ばれた。正式入団後も強烈なサーブとスパイクを武器に活躍し、10~11年シーズンは最高殊勲選手賞に輝いた。北京五輪では主軸を務めたが、近年は代表から遠ざかっていた。堺でプレーしながら、ビーチバレーの大会に出場したこともあった。