4連覇を目指すパナソニックがコカ・コーラに45-12で快勝し、5勝2敗とした。主力の故障が相次ぐ中、主将を務めたWTB北川智規(33)が先制トライを奪うなど計7トライで寄せ付けなかった。北川はリーグ史上2人目の通算100トライまで、あと1つに迫った。

 節目の100トライが目前の北川が前半6分、ゴール右へ先制トライを奪った。フッカー堀江主将、プロップ稲垣、WTB山田ら主力が欠場する中、衰えない走りで引っ張った。「もっと(記録に)がっつくぐらいが良かったかな」と冗談交じりに言った後、「前に出ている時にボールをキープするとか、当たり前のことをちゃんとやれるように」と課題を挙げることも忘れなかった。