女子テニスのツアーを統括するWTAは20日、アンゲリク・ケルバー(ドイツ)が今季の世界ランキングを初めて1位で終えることが確定したと発表した。ドイツ勢でシュテフィ・グラフ以来2人目。昨年までセリーナ・ウィリアムズ(米国)が3年連続で年間1位だった。

 28歳のケルバーは今季の4大大会で全豪、全米オープンで初優勝し、ウィンブルドン選手権でも準優勝した。「年間1位になることをいつも夢見てきた。今後もこの位置を継続できるように努力したい」とコメントした。