柔道女子日本代表の増地克之新監督は21日、東京都千代田区で行われたリオデジャネイロ五輪報告会後に新体制のコーチ陣を発表し、2012年ロンドン五輪女子63キロ級銅メダリストの上野順恵氏、同五輪48キロ級代表の福見友子氏らが新たに就任した。

 11日に現役引退を発表した48キロ級元世界女王の浅見八瑠奈氏がシニアとジュニアの兼任コーチとなり、63キロ級で五輪2連覇の谷本歩実コーチはジュニア担当に回る。

 増地監督は「将来の女性監督誕生を視野に入れ、育てていくのも私の役目だ」と狙いを語った。上野雅恵、薪谷翠両コーチは退任した。

 男子代表は2期目となる井上康生監督が、04年アテネ五輪金メダリストの鈴木桂治コーチ、金丸雄介コーチらの続投を明らかにした。