警視庁が28-13でブルザイズ東京に逆転勝ちし、今季2勝目(3敗)を挙げた。ブルザイズ東京は1勝4敗となった。

 6-7で迎えた後半。警視庁は第3Q1分5秒、QB中山がRB岡野へ逆転の65ヤードTDパスを決めた。TFPでも中山は自身でエンドゾーンへ走り込み、2点を追加。チームに流れを引き寄せた。

 ブルザイズは4分後、TD1本を返して1点差としたが、反撃もそこまで。警視庁が中山の2TDランで突き放した。

 「前半は悪い雰囲気で終わったが、ハーフタイムに『後半仕切り直して、自分たちのフットボールをして行こう』とチームで話し、モメンタム(勢い)を持ってこられた」と中山は、逆転勝利に笑顔を見せた。そして、30日の名古屋サイクロンズとのリーグ最終戦に向け「絶対に勝って、3勝3敗の五分で終わる」と気合を入れた。

 逆転TDの岡野は「空いているスペースを探していたら、QBが見つけてくれた」とニッコリ。「次も油断せずにしっかり準備する」と勝利を誓っていた。