7勝1敗同士の東地区首位決戦は、栃木がA東京に20点差をつけて圧勝した。

 栃木は、厳しい守備でA東京の元NBAプレーヤー、ギャレットを押さえ込んだ。攻撃では、ライアン・ロシターが、3点シュートを6本中5本決めるなど、34得点と爆発。双子兄弟対決が注目された竹内公輔も、10得点、7リバウンド、1ブロックショットとチームの勝利に貢献した。

 ウィスマン・ヘッドコーチは「ロシターと、ギャレットを抑えた遠藤はすばらしいでき。両チームで40個の反則があった激しい試合だったが、我々が試合をコントロールできたのがよかった」と話した。

 A東京は、栃木の守備と、審判の判定にイライラを募らせ、勝負どころで自滅。伊藤ヘッドコーチは「栃木は選手もほとんど替わっていないし、やっているバスケットも自分たちと似ているが、いろんな部分で経験の差が出たと思う」と敗因を話していた。