仙台が東北のライバルに完勝し、勝率を5割に戻した。

 この日は石川海斗(23)、ディオン・ライト(23)が負傷欠場。戦力を欠く中、柳川竜之介(25)が爆発した。インサイドへ切り込み得点を重ね、両チーム最多の20得点。フォワードのポジションだけでなく、ガードの役割をこなすなど献身的に動いた。

 柳川は「(20得点は)キャリアハイです。持ち味はアタックすること。うまく状況判断ができた」と喜んだ。間橋健生ヘッドコーチ(45)も「今日に限って言えば満点です。(柳川は)面白い選手。爆発することもあるので、それを安定して出せればいい」とほめちぎった。