アサヒ飲料が12-10の逆転でアサヒビールとの兄弟対決を制した。リーグ戦の成績は両者とも2勝3敗となった。

 アサヒ飲料は前半10点のリードを許したが、後半に2本のTDを奪い念願の2勝目を手にした。

 逆転のTDを奪った第4Qの自陣22ヤードからの攻撃では、QB加納が要所でパスを決めたほかは、RB白神が10回も走りコツコツと78ヤードをドライブした。

 「OLがきっちりブロックしてくれていたので、スピードを落とさず走り抜けられた。ロングゲインできなかったのは不満」と白神は自らの走りに厳しい評価。一方、松本ヘッドコーチは「選手たちの勝ちたいという気持ちが、根性となってプレーに出た」と表情を緩めていた。