リオデジャネイロ五輪卓球女子団体銅メダリストの伊藤美誠(16=スターツ)が26日、大阪市内での祝賀会に出席した。

 関西の学校関係者や卓球関係者などから祝福を受け「オリンピックが終わって2カ月。こういう場に立って『メダル取ったんだった』って振り返るような状況です」と心境を語った。

 海の向こうでは中国スーパーリーグに参戦している平野美宇(16=エリートアカデミー)が19日に初勝利を挙げるなど奮闘中。「みうみまコンビ」の相棒とは頻繁に連絡を取り合っているという。「美宇ちゃんが向こうに行って2日後ぐらいに『大丈夫? 生きてる?』って送ったら『今のところ大丈夫』って返ってきました。美宇ちゃんが『孤独死したら連絡する』って言っていたんですけれど、それだと遅いので」とやりとりを明かし、周囲を笑わせた。

 次の大舞台は11月30日から南アフリカで行われる世界ジュニア選手権。ここでは「みうみまコンビ」でのダブルスも予定されている。伊藤は「(平野が)しっかりとした、大人な女性になっていると思う。世界ジュニアも楽しみ。美宇ちゃんと全然練習できていないので、事前合宿でやっていきたい」と意気込んだ。