2021年に開催される生涯スポーツの国際大会「関西ワールドマスターズゲームズ(WMG)」組織委員会の総会が26日、大阪市内で行われた。組織委員会名誉会長の森喜朗元首相(79)は「19年ラグビーW杯、20年東京五輪、21年WMGと日本でスポーツイベントが3年連続ある。東アジアで考えると18年の平昌五輪、22年の北京五輪を入れて5年連続。スポーツは人や世界を変えられる」とあいさつした。

 応援大使のタレント武井壮(43)は「昨年は世界マスターズ陸上の400メートルリレーで金メダルを取り、応援大使にふさわしい活躍ができた。(19年~21年は)芸能界で仕事をもらえそうなイベントがたくさんある」と会場の笑いを誘った。

 WMGは4年に1度開かれ、原則30歳以上なら誰でも参加できる国際総合競技大会。第10回の21年大会は関西2府4県に加え、鳥取県と徳島県、岡山県で開催。開会式は京都市、閉会式は大阪市で開く。この日は新種目である駅伝やグラウンドゴルフなど9種目を含む、過去最多の32競技55種目を実施すると発表した。