女子200メートル平泳ぎはリオデジャネイロ五輪金メダルの金藤理絵(Jaked)が2分16秒75で優勝した。

 女子の池江璃花子(ルネサンス亀戸)は100メートル個人メドレーで58秒24の短水路日本新記録をマークし2位。3位だった100メートル自由形の52秒39、2位だった50メートルバタフライの25秒73はともに短水路高校新だった。

 男子200メートル個人メドレーは瀬戸大也(JSS毛呂山)が1分52秒48で制し、今大会3冠となった。

 男子200メートル背泳ぎは金子雅紀(YURAS)が1分49秒89で、同50メートル背泳ぎは古賀淳也(第一三共)が23秒17で1位。

 女子50メートル平泳ぎはアリア・アトキンソン(ジャマイカ)が28秒64の短水路世界新で勝った。

 ▽金藤の話 自分のホームなので優勝したかった。タイムは遅すぎるけど、勝ちたいという気持ちが強かったので、負けなくて良かった。

 ▽池江の話 (大会を通しての自己採点は)60点くらい。初日は思うような記録が出せなかったが、きょう(26日)はいい結果で終わることができたので良かった。

 ▽瀬戸の話 強度が高いレースを連発でこなせた。体がきつい中でも、気持ちでどうにかなることが分かった。2020年に向けて、いい練習になった。

 ▽金子の話 五輪後もオフを取らずに練習を積んでいたので、自信を持って臨めた。国際大会で決勝に残れるように、レース感覚を養っていきたい。

 ▽古賀の話 ぎりぎりの勝負になると思っていたが、いつもより大きく泳げた。焦らずにひとかきを大事に泳いだ。

 ▽アトキンソンの話 リラックスして、ベストを尽くすことを心掛けて泳いだ。世界短水路選手権で金メダルを2つ取りたい。