ラグビー日本代表の主将に、フッカー堀江翔太(30=パナソニック)とCTB立川理道(26=クボタ)の2人が就任する見通しになった。日本協会の関係者が27日までに明かした。今日28日、11月のテストマッチ4試合に臨むメンバーの発表会見が行われ、主将も発表される見込み。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、46)のもと、代表では初のダブル主将が誕生する運びとなった。

 選手の自主性を重視するジョセフHCは、今夏まで指揮したスーパーラグビー(SR)のハイランダーズ(ニュージーランド)でも主将2人制を敷いていた。FWとBKから1人ずつ主将を立てることで負担軽減に加え、選手間の連携をより密にする狙いがある。堀江はSRサンウルブズの初代主将で、パナソニックでも主将。BKの中核選手の立川が堀江のそばで経験を積めることも、チームのプラスに働きそうだ。