リオデジャネイロ五輪レスリング女子58キロ級金メダリストで女子個人種目で史上初の4連覇を達成した伊調馨(32)が1日、大阪市内のホテルで所属するALSOKの五輪代表選手報告会に出席した。記者会見では国民栄誉賞について「すごい賞で自分の人生を考えて生きていかないといけないと思った」と語り、「(東京五輪がある)4年後に何ができるか。その準備をしっかりした上で、考えたい」と去就について明言を避けた。

 大阪は4年ぶりといい「たこ焼きでも食べたいです」とニッコリ。記者会見後には約730人の参加者が集ったパーティーで、サプライズ登場の吉田沙保里(34)から花束を受け取る一幕もあった。