世界のトップ8でも驚かない! 男子テニスで、13日に開幕するツアー最終戦ATPツアー・ファイナル(ロンドン)の事前会見が11日、会場で行われ、世界5位の錦織圭(26=日清食品)は「3年目。ここにいるのが当たり前のように感じている」と、すでに年末上位8人だけが資格のあるエリート大会出場に驚きはない。

 この日は、初出場で同9位のティエム(オーストリア)とセンターコートで練習。チャン・コーチも合流し、入念に汗を流した。

 錦織は1次リーグ、同1位で2勝7敗のマリー(英国)、同3位で2勝4敗のバブリンカ(スイス)、同7位で7勝5敗と勝ち越しているが2週前のスイス室内決勝で敗れたチリッチ(クロアチア)と同組に入った。錦織は日本時間14日午後11時以降の初戦で、バブリンカと対戦する。

 主な一問一答は以下の通り。

 -入った組は死の組と言われている

 錦織 どの3人をとっても難しい試合になる。ただ、相手の組にも、苦手な選手もいるので、どちらにしてもタフ。そんなに気にしてない。

 -3年連続出場だが

 錦織 当たり前のように感じている。毎年、ここに来るのが目標だが、今は、ここにいなきゃいけないというか、入れないとダメ(と感じている)。

 -初戦はバブリンカ

 錦織 しなきゃいけないことは、しっかり頭に入っている。コートが少し遅め。しっかりラリーを組み立てて、アグレッシブにプレーしたい。

 -大会はスーツを着たり独特の雰囲気。居心地は

 錦織 昨日、8人で並んで写真を撮った。やっぱり(自分が)小ちぇなーって(感じた)。全員を見上げるような感じだった。何かあらためて、こんなに(身長)差があるんだと感じた。