フィギュアスケートの昨季世界ジュニア女王、本田真凜(15=大阪・関大中)にスポンサーがついたことが18日、分かった。大阪市中央区に本社を置く、水素水の会社「アクアバンク」と今月1日に契約を結んだ。同社の担当者は「将来の五輪メダル候補として魅力的な選手。近いうちに、CMやポスターなどに登場していただく予定です」と期待を寄せた。

 この日、19日開幕の全日本ジュニア選手権(札幌市月寒体育館)の開会式に参加した本田は、スポンサーがついたことに「うれしい」と笑顔。無償で提供される水素水を毎日飲んでいるといい「疲れが取れる感じがする。いい感じ」と話した。

 実力とルックスを兼ね備えた選手として人気、知名度は上がるばかり。集まったジュニアトップ選手の中でも、化粧をし、爪にピンクのネイルアートをする本田の姿はひときわ色っぽく、目立っていた。今季は世界ジュニア選手権の連覇を目標に掲げるが、13年から出場するこの大会では5、4、6位と3年連続で表彰台を逃している。「昨年は悔しい思いをした。ショート(プログラム)もフリーもどっちもノーミスにしたい」と意気込んだ。【高場泉穂】