世界ランキング11位の日本代表が、欧州遠征第2戦で同6位のウェールズに30-33で惜しくも敗れた。残り9秒のところまで同点の大善戦を演じた。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「勝てた試合に負けたのは悔しい。ウェールズを驚かすことができた。(アルゼンチン戦後)1週間で立て直してジョージアに勝ち、このようなパフォーマンスを見せることができたのはうれしい」と話した。

 ◇立川共同主将の話 全体的には自分たちがやろうとしたことはできた。この経験はこの先に生きてくると思う。今日のパフォーマンスは自信にしてもいい。

 ◇堀江共同主将の話(負けたのは)経験の差。最初から手応えはあった。自分たちの戦術と戦略を信頼していた。準備期間が多くないが、お互いの仕事を理解できればもっと良くなる。

 ◇松島の話 受け身ではなく、積極的なプレーを心掛けた。チームとしても成長できた試合。いい経験になった。みんなが自信を持ってやっているのが一番。練習でやっていることが試合に出ている。

 ◇福岡の話 (トライは)自分たちがやろうとしていた形がきれいに出た。気持ちのいいトライだった。アウェーで相手を追い詰めることができたのは収穫。チームの成長を感じる。

 ◇田中の話 悔しいというか、まだレベルアップをしないといけないと痛感させられた。みんなが戦術をしっかりと理解した。規律を守れば、もっといいチームになる。