リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組は岩永鈴、水津優衣組(ともに山口・柳井商工高)を2-0のストレートで下し、2回戦に進出した。

 世界ランク1位の五輪金メダリストの目標は昨年に続く優勝より、2週間後に迫る世界最高峰スーパーシリーズファイナル(14日開幕、ドバイ)制覇への「準備」。

 高橋は「(世界の)相手を想定して、プレーした」と、それぞれが課題を考えながら、高校生ペアとの1回戦に臨んだ。試合後はアグレッシブに挑んできた岩永、水津組に対して、松友は「まっすぐに向かっていく姿勢は、自分も忘れずにいたい」と、高校生ペアとの対戦も自らの糧にしていた。